私は札幌市立大学4年生の飯野実穂と言います。大学では看護の勉強をしています。
この企画を知ったきっかけは、以前参加した先輩からのお誘いのメールをいただいたことが始まりでした。
「楽しそう!」と思いましたが、私は英語を話せないし、コミュニケーションとれない状態で3日間も知らない人といるなんて…という不安がありました。
しかし、こんな機会はめったにない!と思い、勢いで参加の返事をさせていただきました(^^;
【まさかのホームシック!?】
あまり人見知りしない私ですが、やはり言葉の壁と、一緒に参加している子が英語を使ってコミュニケーション取っているのを見ていると、少し緊張してしまい…帰りたいと思っていました(笑)
でも、タイ人のベストくんがちょっと変な日本語で場を和ませてくれたり、ミゥさんがたくさん日本語で話しかけてくれたことで、別に完璧じゃなくていいんだ!という気持ちになり、緊張が解れた気がします。
*ベスト君(写真中央)。一緒に取った写真をみんなでチェック。言葉が通じないからこそ、理解しあえた時がうれしい。
日本人参加者のゆにちゃん(中央)とミュウさん(右)。部屋でのガールズトークは万国共通でした。笑
【距離が縮まった瞬間】
ロカツアーの3日間は、初めてチーズ作りをしたり、釣りや乗馬を体験したりと、本当に心に残る出来事ばかりでした。
ですが、私の中での1番は3日目の夜に、日本語が話せないウーさんと一生懸命会話したことです!!
ツアーの中では日本語話せるミゥさんやプーさんにほとんど通訳してもらっていました。
わたしもウーさんも英語がとてもできるわけではなく、お互いが伝えたいことが伝わらず、葛藤していました。でもウーさんの日本が好きなこと、次は家族と来たいということ、ここで出会った人たちはみんな家族と思っていることが理解できたときはとても嬉しかったです。

ウーさん(写真左)。帰りのバスではスマホも使いながらコミュニケーションしました。
相手のことをこんなに考えながら、会話をすることって今まであったかな(笑)
最後にウーさんが「みほは、一生懸命聞いてくれた」と言ってくれて、そこで距離がぐっと縮まったように思いました。
【自然がつまった鶴居村】
今回お世話になった鶴居村はとても自然が豊かなところでした。
初日は台風の影響があり、霧がかかっていて景色があまり見えなかったのですが、晴れると一変して、どこまでも続いてる緑がすごくきれいでした。
まるでハイジやぺーター出てくるんじゃないかと!笑
陽が落ちると、今度は夕焼けが建物に隠れることなく、山や丘を覆うような景色がすごく壮大に感じました。
天気や時間によって、様々な景色を楽しめるのが鶴居村の素晴らしいところだと思います!
【ロカツアーを終えて。】
今まで私は人付き合いも多くて、アクティブな方だと思っていました。
でも、このツアーに参加して今までの私がどんなに狭い世界で生きていたのかを思い知らされました(;_;)
自分の住んでいる北海道にこんなに場所があるなんて!
文化や言語が違う人と関わることがこんなにも楽しいなんて!
私が最初に思っていた何百倍も価値のある3日間でした。
私みたいに英語が話せなくて、国際交流のような経験がないことで、ツアーの参加を迷っている人がいたら、「まあ、ノリでとりあえず行ってこい!」と声をかけてあげたいです!(笑)
自分の生活エリアにこもっていたら経験できないことはいっぱいあるし、その経験がどんなものなのかなんて、行ってみなくちゃ、やってみなくちゃわからない!!
自分の世界観を広げてみる機会があれば、これからどんどんチャレンジしていこうと思いました(*^^*)